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​WATANABE KAI
​NISHIO KANA

2021年3月 雪解けの時期に
西会津中学校の多目的広場が2週間アトリエになりました!

1組目のアトリエ利用者は、ギター奏者の渡邊塊さんとNAISのコーディネータを務める西尾佳那です。

渡邊塊さんは過去に何度か西会津町に滞在経験があり、西会津国際芸術村が主催するアート企画にも参加されてきました。

今回も、西会津国際芸術村レジデンスに滞在しながら、西会津町内のフィールドワークから始まり、まちなかと学校を行き来しながら制作を行いました。

 

※新型コロナウィルス感染症対策として、招致アーティストには2週間の隔離滞在ののち、プロジェクトに参加していただきました。また、中学校では生徒や先生方との積極的な交流は避け、マスクを常時着用のもと活動しました。

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セッションのようす:渡邊さんの即興演奏に合わせ、西尾がドーロイングを行った

アイスブレイクやマインドマップの作成、即興のギター演奏とドローインのセッションを行いました。

​新型コロナ感染予防対策として、積極的な生徒との交流はできませんでしたが、休み時間に制作の様子を観に来る生徒や質問をする生徒などがおり、参加アーティストは適度な緊張と刺激のある空間で表現活動を行いました。

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​作家コメント

 

2人の制作のテーマ、「関わり合いうこと」・「社会と私たちの関係性」を考えながら、西会津の中でプチ旅をし、中学校内でアウトっプットをするという繰り返しで、2週間制作を行ってきました。

​作品として完成するという目標はありません。2人の焦点を見つけようとしながら、お互いに異なる表現方法で、音、字、絵など直感的なメディアを使ってただひたすらに表現していくことに集中しました。

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​作家紹介

分野:クラシックギター

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Watanabe Kai

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自分の感じ方を感じる身体的な確かめとして、弦を即興ではぢく行為を「みなし記」と仮称し実践している。近年は「人と人とがほんとうにつながることはどういうことか」を考えながら土地を巡り、地域の人々が集まり暮らす生活の場に接しながら「みなし記」を続け、本来決して共感されることができない自分の感じ方、共同化されることのない「在る」を確認している。 「みなし記」ではしばしば自他の分有、同一性の手前を示唆するものとして翁面を用いて弦をはぢいている。

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